奄美大島の3月の気温
3月になると、奄美大島の気温は春。
日によっては20℃を超える日もあり、半袖でも暑いほどの体感温度になる日も珍しくありません。
ちなみに2018年の3月は、最高気温が26℃を観測した日も。
また、4日連続で最高気温が25℃だった期間もあります。
最低気温は10℃以上の日がほとんどですが、2018年は3日ほど10℃を下回る日がありました。
ご参考に、こちらのリンクから2019年3月の奄美大島の実際の気温一覧を確認できます。
ちなみに、気温が暖かくなってくると、ハブが活発になります!
ハブは有毒へびで、茂みに潜んで熱に反応して襲ってきます。
茂みにはなるべく近づかないようにしてくださいね!
服装
基本の服装は長袖Tシャツに、脱ぎ着のしやすいパーカーやトレーナーなどの上着。
また、半袖のTシャツがあると、暑い日に重宝しますよ。
アクティビティで山や畑、海辺の茂みに近づく機会があるなら、ビーチサンダルはNG!
裸足の部分が多いので、ハブが出ると全く対処できなくなってしまいます。
奄美大島の天気は変わりやすいので、急な雨でも困らないよう、折り畳み傘を忘れずに!
海遊びは晴れの日を狙って!
3月はいよいよ、海に入ることができます!
ウェットスーツはもちろん、太陽が出て水温が高い日はTシャツや水着でも海を楽しめます!
海開きの前に海に入れるのは南国の島のいいところ!
ちなみに、奄美大島の海開きは旧暦の3月3日、2019年は4月7日にあたります。
ただ、ビーチによっては波の引きが強く、過去には沖まで流されてしまう事故もあります。
奄美大島にはビーチが至る所にありますが、知名度の低いビーチは安全かどうか地元の人に聞いてみないとわからないんです。
ガイドブックに載っている美しいビーチがおすすめ。
ぜひ安心して楽しんでくださいね。
3月のおすすめ観光
ホエールウォッチング
この時期だからこそ楽しめるアクティビティといえばホエールウォッチング!
1月~3月の間だけ、北方の海から暖かい奄美大島の海へ移動してくるクジラたち。
大きなザトウクジラが優雅にジャンプをしたり、しっぽを水面に打ち付けて遊んでいる姿を見つけた時は感動です!
マングローブカヌー
マングローブカヌーツアーは1年中おすすめのアクティビティです!
先日島の方と話していたのですが、マングローブカヌーは3月~5月が一番いい時期かもしれません。
夏にカヌーを漕ぐと体を動かすので暑すぎるし、じりじりと照る太陽の日焼けも気になります。
雨が降っても楽しめませんし、暖かくなってくるこの時期がちょうどいい時期です。
マングローブのトンネルや、プカプカと水面に浮かんでお昼寝もできそうな心地よさ、ぜひ体験してください!
シュノーケル・ダイビング
奄美大島の魅力はやはり海!
シュノーケルのゴーグルとTシャツがあれば、それだけで1日楽しめちゃますよ。
おすすめは土盛海岸や崎原海岸。
あやまる岬の下の海もウミガメと出会える可能性が高くてイチオシです!
工場見学
雨の日は、工場見学がおすすめ!
黒糖焼酎工場
黒糖焼酎は奄美群島でだけ製造が許可されたお酒です。
先日有名な「れんと」を製造している奄美大島開運酒造さんに工場見学に行ってきました!
工場見学で案内してくれるのは工場で働くスタッフの方。
見学の途中、なぜこの銘柄はこんな味わいなのか、あの銘柄の琥珀色はこの工程で生まれるんです、などとても丁寧にわかりやすく説明してくれました!
案内してくれるスタッフの方が、自分たちの黒糖焼酎が大好きだからこそ、こんなに案内してくれることが伝わってくるんだろうなと思わせる、素敵な酒造さんでした。
そして見学の最後には、嬉しい試飲付き!
全部の銘柄を、満足のいくまで試飲させてくれました。
奄美大島開運酒造さんは観光客もよく訪れる大きな酒造さんですが、小さな酒造さんでも予約すれば無料で見学させていただけます。
こちらで工場見学をさせてもらえる酒造さんを紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
黒糖工場
1月~3月はサトウキビの収穫時期です。
サトウキビ畑では、収穫に動く農家の方々や、畑の端に積まれたサトウキビの束を見ることができます。
奄美大島には黒糖の製造工程を見学できる製糖工場が複数あります。
出来立ての黒糖を試食させてもらえる工場もあるので、電話で事前に確認してから訪れてみてくださいね!
水間黒糖工場が有名ですが、奄美大島開運酒造など黒糖焼酎の会社でも黒糖の製糖過程を見学できます。
海を眺めてのんびり
奄美大島での過ごし方はバリエーション豊か。
アクティビティで楽しんでもよし、集落に馴染んで島の暮らしを体験してもよし。
その中で一番のおすすめが、海辺でのんびりと過ごすことです。
気になっていたけど忙しくて読めていなかった本を読んだり。
ビーチがきれいに見渡せる場所で、商店で買ったビールを飲んだり。
波の音に任せて、ビーチでリラックスしてお昼寝してみたり。
海の向こうに沈む夕日にじんわりと物思いにふけってみたり。
そんな、「海のある日常」を楽しんでみてください。
そこには、あなただけが知っている奄美の魅力があるはず。
何かしてもいい、何もしなくてもいい。
そんな時間を楽しんでくださいね。