1年を通して温暖な気候の奄美大島ですが、1月~3月の時期は内地と同じく冬のシーズン。
どれくらい寒いのか?服装はどれくらいの上着が必要?海には入れる?などの疑問にお答えします。
せっかく奄美大島に行くからには、100%楽しみたいですよね!
準備をしっかりして行きましょう!
奄美大島の1月の気温や天気
奄美大島の1月の平均気温は14.8℃。風は肌寒い日もありますが、日によっては半そでで十分な日もあります。
ただ、1月中旬以降は奄美大島の冬特有の北風が強く吹き、雨や曇りの日も多くなります。
最低気温が10℃を下回る日もあり、まれにあられが降る日も。
2021年1月の奄美大島の実際の気温一覧がこちらで確認できるので、参考にしてください!
奄美大島の1月の気温に適した服装は?
半袖か長袖のTシャツに、脱ぎ着のしやすい上着や防寒具が必要です。
風を通しにくいコートやダウンジャケットを持っていると安心ですよ。
インナーにはヒートテックを着て少し歩くと、暑いと感じるくらいでしょう。
わたしは冷え性なのですが、インナーには通気性の高いエアリズムなどを着ています。
肌寒ければ風を通しにくい上着や、寒い日には薄手のダウンジャケットで調節するくらいでちょうどいいです。
外をたくさん歩くなら、日よけの帽子もあると安心です。
奄美大島の1月は海に入れる?
水温が高い日は20℃ほどあるとはいえ、水着だけで海に入るのは難しい時期です。
晴れた日には、ウエットスーツを着れば問題なく海に入れます!
ひんやりとした澄んだ海をすいすいと泳ぐことができますよ。
ツアーに申し込むと、たいていウエットスーツを貸し出してくれますので事前に確認してくださいね。
奄美大島の1月、おすすめの観光スポットは?
南国の奄美大島でも、さすがに寒くなる1月。
確かに寒いのですが、ウエットスーツを着ればダイビングやシュノーケリングなどの海のアクティビティを楽しむこともできます。
また、この時期ならではのおすすめの観光アクティビティだってあります!
せっかくなら、1月だからこそできる奄美大島の楽しみ方で、旅を満喫してくださいね。
海に入るなら
澄んだ海の中、魚やウミガメを見つかれば、夏よりも鮮明に見ることができます!
水着だけでは寒いので、ウエットスーツを忘れずに。
お持ちでない場合は、ツアーに申し込んでレンタルすることをおすすめします。
ツアーに参加せず自分でシュノーケリングにチャレンジするなら、奄美大島北部に位置するあやまる岬付近のビーチから入るのもおすすめ!
ウミガメにも出会えますよ。
マングローブカヌー
奄美大島のアクティビティでおすすめといえば、日本で2番目に広大なマングローブ原生林をカヌーで散策するツアー!
お子さんでも一人乗りのカヌーでマングローブ林を楽しく散策できます。
マングローブカヌーツアーは催行している会社が複数あるのですが、ゆったり散策できておすすめなのがマングローブ茶屋さんのカヌーツアーです。
他の会社のツアーより安く参加できますし、カヌーにプカプカ揺られて自分たちのペースでのんびりできるのもおすすめのポイント。
カヌーツアーで他の観光客と一緒になってしまうと、カヌー初心者同士ですから、船体がぶつかり合ってしまって、ものすごく気を配りながら漕ぐことになってしまうんですよね…。
その点マングローブ茶屋さんのツアーなら、決められたツアー時間を待つことなく、予約時間に行ったら好きなタイミングでカヌーで出発することができるのでゆったり散策できるんです。
ネット予約は「asoview!」からがおすすめです。
手数料無料で予約可能なだけでなく、キャンペーンがあれば割引クーポンを利用してお得に参加できることもあるので、一度見てみてください!
下のバナーからも飛べますよ。
カヌーでのんびりと生物鑑賞をすると、奄美の生態系がわかってそのあとの観光が少し楽しくなりますよ!
質問すれば、ツアーのスタッフさんが色々と教えてくださいます。
この時期のマングローブ原生林では、アマミヤマシギなどめずらしい生き物に遭遇できる可能性も!
1月でも十分楽しめるとはいえ、水辺に行くときの服装はちょっと悩みますよね。
冬のマングローブカヌー時の服装はこちらを参考にしてくださいね!
ホエールウオッチング
2月に奄美大島に来るなら、絶対におすすめしたいのが「ホエールウォッチング」!
この時期にしか見ることができない、大きな大きなザトウクジラ。
思わず「うわー!」と歓声を上げてしまうほど、感動すること間違いなしです!
奄美大島は、遠方からもファンが訪れるホエールウォッチングの有数のスポット。
12月から4月の間、クジラたちは子育てのため北のシベリア海から暖かい奄美大島の海にやってきます。
奄美大島のホエールウォッチングは沖縄など他のホエールウォッチング可能な場所に比べて船も少ないので、クジラに大接近できるチャンス!
運が良ければイルカに会えることもありますよ。
ホエールウォッチングのツアーを催行している会社は複数ありますが、おすすめのショップは「ネイティブシー奄美」さん。
出航前に当日の航路やクジラの生態、行動についてスタッフの方から詳しくレクチャーを受けることができます。
クジラのことを知ってからいざホエールウォッチングに出航すると、出会えた時の感動もひとしおです!
こちらも予約は「asoview!」からがおすすめ!
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奄美大島のホエールウォッチングがおすすめな理由や、心配な船酔い、気になる服装のことなど、詳細はこちらの記事で紹介しています!
ヒカンザクラでお花見
12月~1月にかけて開花する濃い色の桜で、満開時は圧巻!
奄美大島では、龍郷町にある「奄美自然観察の森」に約1000本のヒカンザクラが鑑賞できます。
また、龍郷町大勝集落から名瀬へ向かう本茶峠の道路沿いなどでも見ることができますよ!
<奄美自然観察の森>
泥染めで伝統大島紬を体験
世界でも奄美大島だけで行われる、天然の染色方法が「泥染め」です。
有名な「大島紬」に使われる絹糸は、泥染めの技法で染められてから織られていきます。
奄美大島の「泥染め体験」では、田んぼで布を染め上げるというちょっと変わった体験ができるんです。
泥染めで染め上げると、ピンクから茶色に染色され、自然の優しい風合いに染め上がります。
Tシャツやハンカチはもちろん、泥染めジーンズや泥染めパーカーなどおしゃれアイテムも自分で染めて作ることができますよ!
中には大きな布を持ち込んで、染めたものを家で縫って手作りのカーテンやのれん、ワンピースなどに仕立てる人も。
ハンドメイド欲が搔き立てられます…!
泥染めや大島紬について触れるのがはじめてなら、体験場所としておすすめしたいのが「大島紬村」です。
染めるものは現地でも購入できますし、持ち込みもOK。
泥染めを体験した後は大島紬の製造工程を見学させてこらうこともでき、大島紬の布を使った財布やネクタイピンなどなど、さまざまなグッズも購入可能なんです!
「asoview!」からオンライン予約できるので、ぜひチェックしてくださいね。
泥染め体験にどんな素材や生地を持ち込んだらいいかなど、詳しくはこちらのページで紹介しています。
黒糖製糖工場を見学
1月~3月はサトウキビの収穫期。
サトウキビを積んだトラックをあちこちで見ることができるようになります。
黒砂糖の製造工程を見学できる黒糖工場がいくつかあり、出来立ての黒糖を試食させてもらえるところもありますので、電話で事前に確認してから訪れてみてくださいね!
水間製糖工場
製造工程を見学させてもらえるだけでなく、タイミングが良ければできたての黒糖をご厚意で試食させていただいたり、購入することができます。
ただし年中見学できるわけではないので、サトウキビの収穫時期であるこの時期に行くのがおすすめです!
わたしが8月に行った際は、原料のサトウキビがなく、11月まで休業すると張り紙があり見学ができなかったこともあります。
事前に電話で確認していくのがおすすめですよ。
住所:大島郡龍郷町中勝169
開店時間:8:00~17:00
定休日:毎週月曜日(操業期間中)
見学料:無料
電話:0997-62-2431
株式会社奄美大島開運酒造
人気の黒糖焼酎「れんと」を作っている会社が、黒糖工場も併設しています。
1月~3月の黒糖製糖シーズンには、サトウキビ刈り体験やキビジュースの試飲、黒糖の試食をさせてもらうことができます。
もちろん、黒糖焼酎の工場見学もでき、こちらでは試飲させてもらえます!
いずれも予約が必要なので事前に電話していきましょう!
住所:大島郡宇検村湯湾字2920番3号
開店時間:9:00~16:00
定休日:日、祝日は事前の問い合わせが必要
見学料:無料
電話:080-8557-4497(受付専用ダイヤル)