1月~3月には、奄美大島にも本土と同じく冬が訪れます。
とはいえどれくらい寒くなるの?服装はどんなものが必要?晴れの日は多い?海には入れる?などなど、疑問は多いと思います。
冬でも奄美大島をまるごと楽しんでほしい!という思いで、奄美大島移住4年目のわたしが、2月の奄美大島の天気や気温、快適に過ごせる服装、2月のおすすめの観光をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
奄美大島の2月の天気や気温
奄美大島の2月の平均気温は15.2℃。
2月は寒さのピークを越えたとはいえ、まだまだ寒さが続きます。
奄美大島の冬は曇り空や小雨が続き、スカッと晴れる日は少ないのが特徴。
とはいえ、昨年2021年の2月の最高気温は27℃と、かなり暖かい日もありました。
ただ同時に、同じ月には最高気温が14℃と気温が上がらない日もあったので、寒暖差には注意が必要です。
2021年2月の最低気温は6℃と、本土並みに冷える日も。
1月より暖かいとはいえ、その日の天気によって気温や体感温度が大きく異なるので、毎日の天気予報をよくチェックして着る服の用意をする必要があります。
予報の気温が高くても、ダウンジャケットなどしっかり傍観できる上着を用意しておくのがおすすめ!
奄美大島の天気は変わりやすいですし、島に吹く北風は、小雨と重なると刺すような寒さになることもあります。
ご参考に、こちらから2021年2月の奄美大島の実際の気温を確認できます。
2月の奄美大島旅行に適した服装は?
本土にいる時と同じく、温かい服装を準備しましょう。
タートルネックのセーターやボア素材のパーカーなど、防寒対策をしっかりと。
インナーにはヒートテックが重宝しますよ。
アウターにはコートやダウンジャケットを羽織りたいところ。
重いコートは脱ぐと荷物になるので、コンパクトに持ち運べるものがあるといいですね。
ただ太陽が出ると日中は夏のように暖かくなる日もあるので、薄手の長袖や、暑がりさんなら半袖Tシャツも1枚あると調節しやすいです。
強い北風に備えて、スカートよりもズボンのほうが動きやすいですよ。
また、2月は小雨が多い時期です。
島ではどこにでも傘が売っているとは限らないので、折り畳み傘を常にかばんに入れておくと安心です。
奄美大島の2月の観光スポットおすすめ4選!
奄美大島は自然の中で遊ぶアクティビティが多いですが、さすがに冬の海は入るのをためらうほど寒いです。
もちろん、ダイビングショップのツアーに参加すれば冬でもシュノーケリングやダイビングを安心して楽しめますが、今回はそれ以外にもたくさんあるおすすめの観光をご紹介!
この時期にしか楽しめないアクティビティもあるので、せっかくなら冬ならではの奄美大島を満喫してくださいね。
マングローブカヌー
奄美大島で年中楽しめるアクティビティといえば、マングローブ原生林のカヌーツアーです!
マングローブといえば東南アジアやブラジルのジャングルが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
奄美大島にもマングローブ林がありますが、海外のように危険な生物も急な高波もなく、穏やかな環境の中で豊かな自然が育まれています。
生態系は独特で、鳥類やカニ、貝などはここでしか見られない種も生息しているんです。
特に冬は、この時期だからこそ、アマミヤマシギなど奄美でしか出会えない生き物に遭遇できる可能性もぐんと高まります!
マングローブカヌーツアーは催行している会社が複数あるのですが、ゆったり散策できておすすめなのがマングローブ茶屋さんのカヌーツアー。
他の会社のツアーより安く参加できますし、カヌーにプカプカ揺られて自分たちのペースでのんびりできるのもおすすめのポイントです。
カヌーツアーで他の観光客と一緒になってしまうと、カヌー初心者同士ですから、船体がぶつかり合ってしまって、ものすごく気を配りながら漕ぐことになってしまうんですよね…。
その点マングローブ茶屋さんのツアーなら、決められたツアー時間を待つことなく、予約時間に行ったら好きなタイミングでカヌーで出発することができるのでゆったり散策できるんです。
ネット予約は「asoview!」からがおすすめです。
手数料無料で予約可能なだけでなく、キャンペーンがあれば割引クーポンを利用してお得に参加できることもあるので、一度見てみてください!
下のバナーからも飛べますよ。
マングローブカヌーを予約する際の注意点として、おすすめの時間帯や当日の服装などをこちらからチェックしてくださいね。
奄美大島のマングローブをカヌーツアーで体感!服装やおすすめの時間、予約方法は?
ヒカンザクラ
奄美大島にも桜が咲きます!
ただ、内地のソメイヨシノとは違う緋寒桜(ヒカンザクラ)という、梅の花のように濃いピンクの花です。
ヒカンザクラは12月から2月にかけて、春をかなり先取りしたスケジュールで開花します。
鮮やかな色彩で、満開時には圧巻です!
奄美大島中で見ることができますが、特に龍郷町にある「奄美自然観察の森」では約1,000本のヒカンザクラが鑑賞できて見ごたえがあります。
また、龍郷町の大勝集落から名瀬へ向かう本茶峠の道路沿いでは桜並木を見ることができますよ!
<奄美自然観察の森>
ホエールウオッチング
2月に奄美大島に来るなら、絶対におすすめしたいのが「ホエールウォッチング」!
この時期にしか見ることができない、大きな大きなザトウクジラ。
思わず「うわー!」と歓声を上げてしまうほど、感動すること間違いなしです!
奄美大島は、遠方からもファンが訪れるホエールウォッチングの有数のスポット。
12月から4月の間、クジラたちは子育てのため北のシベリア海から暖かい奄美大島の海にやってきます。
奄美大島のホエールウォッチングは沖縄など他のホエールウォッチング可能な場所に比べて船も少ないので、クジラに大接近できるチャンス!
運が良ければイルカに会えることもありますよ。
ホエールウォッチングのツアーを催行している会社は複数ありますが、おすすめのショップは「ネイティブシー奄美」さん。
出航前に当日の航路やクジラの生態、行動についてスタッフの方から詳しくレクチャーを受けることができます。
クジラのことを知ってからいざホエールウォッチングに出航すると、出会えた時の感動もひとしおです!
こちらも予約は「asoview!」からがおすすめ!
下記のバナーからチェックしてみてください。
奄美大島のホエールウォッチングがおすすめな理由や、心配な船酔い、気になる服装のことなど、詳細はこちらの記事で紹介しています!
奄美大島のホエールウォッチングは遭遇率高く距離が近い!船酔いは?服装は?沖縄よりおすすめ?
黒糖製糖工場
毎年1月から3月はサトウキビの収穫期です。
収穫したサトウキビを山盛りに積んだトラックをあちこちで見かけるようになります。
奄美大島には名物・黒糖の製造工程を見学できる黒糖工場がいくつかあります!
出来立てのチョコレートのような黒糖を試食させてもらえるところもありますよ。
ただ、収穫量や時間帯によっては、実際に行っても人が誰もいなかった…なんてことも。
訪れる時間に工場が稼働しているか、事前に電話で確認してから訪れてくださいね!
水間製糖工場
ここの黒糖が一番おいしい!と地元で評判の水間黒糖さん。
黒糖をおみやげに買うならぜひ足を運んでみてください!
工場見学させてもらえるだけでなく、タイミングが良ければできたての黒糖を試食させていただいたり、隣の売店で購入することができます。
もちろん1年中見学や購入ができるわけではないので、サトウキビの収穫時期であるこの時期に行くのがおすすめ!
わたしは8月に行ったことがあるのですが、原料のサトウキビがなく11月まで休業すると張り紙があり、売店も締まっていました。
事前に電話で確認していくと確実です。
大島郡龍郷町中勝169
開店時間:8:00~17:00
定休日:毎週月曜日(操業期間中)
見学料:無料
電話:0997-62-2431
株式会社奄美大島開運酒造
しまっちゅに人気の黒糖焼酎「れんと」を作っている会社では、黒糖工場も併設しています。
1月から3月の黒糖製糖シーズンには、サトウキビ収穫体験、キビジュースの試飲、そして黒糖の試食などをさせてもらえます。
もちろん黒糖焼酎の工場見学もでき、試飲させてもらえます!
どちらも予約が必要なので事前に確認して行きましょう。
大島郡宇検村湯湾字2920番3号
開店時間:9:00~16:00
定休日:日、祝日は事前の問い合わせが必要
見学料:無料
電話:080-8557-4497(受付専用ダイヤル)