1月10日〜12日で、奄美大島旅行をしてきました。
大阪から大切な友人が来てくれるので、楽しんでもらいたくて張りきってプランを作りました!
冬の奄美大島、海は寒くて入れないのかな〜と調べると、このシーズンだからこそできるアクティビティがたくさん出てきました。
見ているとやりたいことがどんどん増えてくるのですが、島の北部、南部と移動も考えると、全てを盛り込むのが難しい!
ですがなんとかやりたい体験をほとんど盛り込むことができて、楽しんできました。
冬の奄美大島旅行の計画を立てる人に参考にしてもらえたら嬉しいです。
1月10日
到着!土盛海岸へ
大阪からの飛行機は11:30に奄美空港到着です。
13:00からのツアーに申し込んでいたのですが、すごく天気が良かったので奄美空港近くの土盛海岸へ!
サンゴが透けて見える澄んだ海の色に大興奮!
写真を撮りまくって、心行くまでのんびりして車で名瀬に向かいました。
金作原原生林ネイチャーツアー
参加したのは13:00から3時間ほどで3,500円の金作原原生林ツアー。
わたしは2度目でしたが、友人たちは初めてのツアーでした。
雨が降ってきそうな曇り空だったこともあり、なんか恐竜とか出てきそう!と騒ぎながらガイドしていただきました。
植物や動物の解説を聞きながら、奄美の山を知れる時間でした。
わたしが初めて金作原へ行った時の感想や、服装についてはこちらで解説しています。
※2019年2月27日より、環境保護のため金作原原生林にはガイドと同伴でないと入れないよう規制が変わりました。
必ずツアーに申し込んで行きましょう!
遅めのランチに鶏飯@鳥しん
ランチ予定だった時間を土盛海岸で過ごしたので、金作原ツアーが終わるころにはお腹がすきすぎていました…
奄美大島の名物料理「鶏飯」を食べたい!ということで、ツアーは名瀬で解散だったので鳥しんさんで食べました。
具を自分で盛りつけて、鶏がらの黄金スープを多めに注げば、あっさり、でもしっかり味の鶏飯の出来上がり!
うまいうまいと、女性でもお茶碗3杯はいけます!
鳥しんさんの外観。
街中にニワトリのオブジェが目立っています。
黒豚パパイヤ丼もおすすめ!
▲こちらの記事では、奄美大島の鶏飯の名店をまとめて比較しています。
現在位置から近いお店に行ってもよし、あっさり/こってり、スープの味の好みで選んでもよし。
参考にしてください!
夕日を見にあかさき公園へ
お腹を満たした後、急いで行ったら夕日を見れるかも!?という時間だったので、名瀬近くのサンセットスポットの1つ、あかさき公園まで車を走らせました。
あいにく、到着した時には間に合わず日が沈んでしまった後でしたが…
もうこの日はあとはホテルに行くだけだったので遊んで帰ることに。(笑)
駐車場がかなり広く、他の車も停まっていなかったので、人目を気にせず大声を出して小学生のように遊びました。
夕飯は誇羅司屋(ほこらしや)で郷土料理!
チェックイン後、小腹がすいたので名瀬の誇羅司屋2号店でお酒を飲みながら夕食。
こちらはピーナッツ豆腐の揚げ出しやトビンニャ、油ぞうめん、アオサやモズクの天ぷらなど郷土料理を頂けます。
出てくる料理全部に、おいしい~~~~!と思わず声が出ます!
お腹ペコペコで来たらあれもこれも食べられたのにね、と泣く泣く厳選して注文しました。
とてもおいしいので、地元の人が内地からのお客さんをもてなすときによく誇羅司屋に行くという人が多いです。
初めての奄美大島旅行なら、絶対におすすめしたいお店です。
宿泊@GOLDEN MILE HOSTEL
名瀬のゲストハウスといえばGOLDEN MILE HOSTEL!
素泊まりなら2,500円~と格安で宿泊できます。
安いから質が悪いなんてことは全くありません。
個室はふかふかのベッドで居心地もよく、ドミトリールームは3段ベッドが3つの余計なものがないスッキリとした部屋で落ち着きます。
1階はラウンジになっており、おしゃれな空間で本を読んでもよし、お酒を飲んでもよし。
バーにもなっているのでオーダーもできますよ。(ラストオーダー21:30)
私たちはドミトリールームで4人で宿泊しました。
部屋ではもう1人、別で来ている50代の男性と一緒でしたが、落ち着いた雰囲気のとてもすてきな方でした。
詳細はこちらで紹介しています。
1月11日
この日は奄美の海や自然を体感するアクティビティやレジャー満喫の計画です!
ダイビング
ダイビングショップ ネバーランドさんで体験ダイビング!
ですが、注意!!
ダイビングする方は予約する前に、病歴で引っかかるものがないか絶対に確認してください!!
というのも、2018年の年末にマリンスポーツで死亡事故があったそうで、2019年からダイビングショップで案内ができない病気・病歴の種類が増えたそうです。
病気によっては回復した旨の診断書がないと、万が一の危険があるためダイビングやシュノーケリングができません。
私たちはそれぞれ海外などでダイビング・シュノーケルのツアーに参加したことがあったので、病歴も大丈夫だろうと確認して行かなかったのですが、友人の1人が2019年に新しく追加された病歴に当てはまってしまって参加できませんでした…。
全員で楽しむためにも、慣れている方でも確認はしっかりしていくことをお勧めします!
さてダイビングでは、冬は水温が冷たいかな?と思い、服のまま濡れずに入れるというドライスーツをレンタルさせてもらいました。
出会ったイソギンチャクのことなど、説明もしてくれます。
あ、なんかいた!見て見て~!
楽しい海中散策でした。
寒さや冬の海の透明度、ウェットスーツでも大丈夫?などはこちらにまとめたので、ダイビングをしてみたい方は確認してくださいね。
ランチ@てびろK’s Village
ダイビングをして疲れた体に、おいしくておしゃれなランチ!
てびろK’s Villageはサーファーの聖地・手広海岸を見渡せるレストランです。
わたしが注文したのは特製韓国冷麺とミニ黒豚セット。
絶景の中、お腹いっぱい食べて1,080円!お得です。
韓国冷麵は辛すぎず、冷たさがちょうどいい感じ。
とってもおいしかったー!
ランチメニューは種類豊富で、リゾート感のあるランチメニューも♪
▼こちらの記事では、奄美大島のあまりにおしゃれすぎるレストラン・カフェをまとめています。
てびろK’s villageのランチセットの詳しいメニューやレストランの外の散策なども要チェック!
ホエールウォッチング
この日のアクティビティ2つめ。
冬の奄美大島といえば、ホエールウォッチング!!
ホテルビッグマリン奄美さんでお願いしました。
本当は午前中しかツアーをしていないそうなのですが、4人以上なら船を出してくれるとのことで、午後からの貸し切りツアーとなりました!
「午後はホエールウォッチングしている船が少なくて、自力でクジラを探すしかない。おっちゃんも探すけど、みんなも一生懸命探してね」
ということで、船の先頭に立って風をビシバシ浴びながら、地平線に目を凝らします。
すると、ん?向こうのほうで水しぶきが上がったような…。
「あ!!おっちゃん!クジラいたーーーーー!!!」
すると船長さんがガンガン全速力、かつ音でクジラが逃げてしまわないようにスムーズに接近してくれました!
うまく写真が撮れなかったのですが、白いお腹を上に向けて大きなジャンプもしていました!!
こういうジャンプは珍しいとのことで、クジラの大きさに全員大興奮!
全員で「うわーーーー!!!」と子供のように目を輝かせて、大声で叫んだ時の興奮が、1か月たった今も忘れられません。(笑)
2月や3月の初旬にはもっとクジラの数も増えて、運が良ければ船の真横で尾ひれを出したりジャンプするところが見れるとのこと。
午後にツアーをお願いする際は、暗くならないうちに戻ってこれるよう、13時くらいには船で出られるようにするといいですよ。
ホエールウォッチング時の服装や、船長さんに教えてもらったおすすめの時期・時間、料金などはこちらにまとめています。
夕食@ガジュマルの樹の下で
この日の宿泊は奄美大島北部の笠利町にある1棟貸しの宿。
近くの居酒屋で食事を済ませました。
「ガジュマルの樹の下で」さんは、その名の通りお店の前に大きなガジュマルの樹があります。
こちらでは笠利町の漁港直送の食材を使っているので、同じ奄美大島でも、名瀬とは違う魚がいただけます!
夜光貝のお刺身やハリセンボンのから揚げなど!
メニューを見るだけでもワクワクしますよ。
奄美大島や笠利特有の郷土料理もいただけて、どれもおいしくて大満足でした。
宿泊@伝泊・水平線と朝陽の宿
翌日の朝ごはんをコンビニで買ってから宿へ。
ここはわたしたちが本当に泊まってよかった!と、この旅の1番の思い出になった宿です。
伝泊とは、その地域の伝統的構法で建てられた空き家を改修した、「伝統的・伝説的な建築と集落と文化」を次の時代につなげるための1棟貸しの宿泊施設です。
一級建築士がリノベーションした民家は、平屋で、高床、入母屋造りの屋根と奄美大島の伝統建築がそのまま残っています。
裏口を出ると、ウッドデッキ越しにこの景色!!
ここで食べる朝食とコーヒーは本当に最高です。
チャックイン時にお願いすれば、近くのレストランで朝食をいただくことも可能ですよ。
伝泊は建物や立地自体も本当にいいのですが、「集落と文化」もぜひ楽しんでほしいです。
宿がある集落の街歩きや、近くの名前もない美しい海岸にお邪魔して、地元の子どものようにただ海やサンゴと遊んだり。
波の音や、雨の日はしずくの音をBGMに読書や自分を見つめることに時間を使ったり。
午前中はチェックアウトまでめいっぱい集落の暮らしを楽しむのも奄美大島の楽しみです。
▼レストラン「ガジュマルの樹の下で」、「伝泊・水平線と朝陽の宿」についてはこちらの記事で詳細をまとめています!
1月12日
パラグライダー体験予定でしたが…
奄美大島を空中散歩!の予定で予約していたのですが、強風のため中止になりました。
タンデムフライトが海外よりも格安でできて、とっても気持ちいい!と聞いていたので残念です。
必ずリベンジします!
あやまる岬
宿が北部だったので、同じく北部にある言わずもがなの絶景スポット、あやまる岬へ。
晴れた日の展望台からの眺めは思わずため息が出るほどきれいです。
こちらはみしょらんカフェの横の芝生と海、美しい色のコントラスト!
この日はここでサプライズをしたり、ドローン空撮をしてもらったりと楽しい時間を過ごしました!
あやまる岬は朝日のスポットとしても、下の海はウミガメシュノーケルスポットとしても有名です。
朝日の美しさは本当にきれいで、大河ドラマ・西郷どんではオープニングの映像にも使われていました!
▼こちらで詳しく紹介しています♪
ランチ@島とうふ屋
ランチは島とうふ屋さんへ。
ここも、初めての奄美大島旅行では絶対に行ってほしいお店です!
わたしは初めて連れて行ってもらった時から島とうふ屋さんが大好きで、名瀬からはちょっと遠いのですが、車を走らせて一人でもよく食べに行きます。
優しいとうふの味、そしてとうふだけでこんなにメニューが豊富なの!?というくらいお盆にたくさん乗ってくる小鉢たち。
湯豆腐や山芋とうふ、豆乳やミキはおかわり自由で友人もみんな大満足でした!
▼島とうふ屋さんはめっちゃ好きなのでこちらのページに書き綴っています(笑)
ぜひ詳細をご確認ください!
マエダ屋でブルーシールアイスを堪能
飛行機の出発時間まで少し時間が余ったので、デザートにブルーシールがおいしいマエダ屋さんへ。
塩ちんすこうフレーバー、沖縄田芋チーズケーキフレーバー、サトウキビフレーバーをそれぞれ注文して、ぶらぶらと集落歩きしながらパクリ。
どれもおいしい!
集落の、名前のない海岸で海を眺めながら食べるアイスは冬も最高です。
お店の前には記念撮影ができるパネルも!
好きなだけ楽しみました(笑)
空港へ
16:55のフライトに遅れないように、空港へ到着。
やりたいことをやり尽くした、最高の旅になりました!