奄美大島で日常を離れてのんびり過ごしたい!

夜中も明るく照らされるリゾートホテルもいいけど、せっかくならその街に住むように泊まってみたい。

そんな時にとても、とってもおすすめなのが「伝泊」です!

奄美大島のおすすめホテル「伝泊」とは?

伝泊とは、 その地域の伝統的構法で建てられた空き家を改修した、 「伝統的・伝説的な建築と集落と文化」を次の時代につなげるための1棟貸しの宿泊施設です。

築50年〜200年のような古くて誰も住まなくなった民家を、一級建築士の方がリノベーション。

リノベーションされる民家は、平屋で、高床、入母屋造りの屋根などなど、台風の多い奄美大島の気候に合うように建てられたもの。

水回りも居間も新しく改修して、とてもデザイン性のあるおしゃれな建物になっていますが、以前の建物の面影があちこちに感じられる、どこか懐かしさのある空間になっています。

 

現在は全16棟で宿泊でき、奄美大島北部の笠利地区に8棟、加計呂麻島に2棟、徳之島に6棟あります。

どの宿もそれぞれに特徴があり、どこに泊まっても奄美大島の空気感をよく感じられます!

 

せっかくの奄美大島。

他の場所でも楽しめるビジネスホテルやリゾートホテルに泊まろうと思っているなら、伝泊で「島流のステイ」を体験してみませんか?

 

奄美大島のホテル「伝泊」にはどんな宿があるの?

伝宿奄美

宿の一覧は伝泊 奄美 公式サイトで紹介されています!

その宿の特徴がそのまま宿の名前になっているので分かりやすいですね。

 

今回は、伝泊の中でも一番人気の宿である「水平線と朝陽の宿」について詳しくご紹介していきますよ!

 

奄美大島の伝泊「水平線と朝陽の宿」の建物・設備

外観

伝泊は1棟貸しの戸建ての古民家でのステイを楽しめます。

玄関先にはイエローののれんがかかっていて雰囲気たっぷり!

どんな建物なのかワクワクしますよね。

 

広々とした間口の玄関。

土間は横に広いので、人数が多くてもスムーズに動けます。

 

ダイニング・キッチンに移動してみましょう!


素泊まりでもお弁当やパンを温められるよう設備が充実しており、シンプルでおしゃれな家電や食器が揃えられています!

 

お部屋や廊下は、さすが元・古民家。

あたたかい雰囲気の木や畳のスペースで落ち着きます。

1棟に6人まで宿泊可能です。

 

「読んどころ」という、ちょっとした読書や仕事ができるカウンターもあります。

天気のいい日はここがとっても気持ちいい!

 

こちらは洗面台とお風呂場。

とってもおしゃれですよね!

人数分のアメニティを用意してくださっています。

 

裏口から外へ出ると、外観はこんな感じ。

 

そして、裏口のドアを開けたら目に飛び込んでくる、奄美大島の海!!

 

波の音をBGMに、ハンモックでリラックスしながらいただく朝食は最高としか言いようがありません。


朝食は、夜にコンビニで買っておいたあずきデニッシュと、地元で焙煎しているというコーヒーをいただきました。

コーヒーはサービスで人数分のドリップバッグを用意してくださっていました。

コンビニのパンがこんなにおしゃれになるとは…。

海ってすごい…伝泊すごい…と絶賛しながらの朝ごはんタイムでした(笑)

ちなみに朝食はチェックイン時に頼めば、近くのレストランで用意してもらうこともできます。

 

奄美大島の「伝泊」ではこんな過ごし方がおすすめ!

建物自体も楽しみたい伝泊。

ですがそれだけでなく、ぜひやってほしいことが2つあります!

それは、その宿がある集落の街歩きと、近くにある海にお邪魔して、地元の子どものようにただ海やサンゴと遊ぶこと。

 

あんまり観光って感じがしませんか?

そうなんです。

伝泊の醍醐味は、集落の暮らしの中に入って、のんびりとした島時間を過ごせること。

晴れた日は美しい海を眺めたり、波の音に身をゆだねたり。

昼間の熱い時間は涼しい室内にいて、夕方の気温が落ち着いたころに砂浜へ出て海に少し足を浸けてみる。

集落を足で歩く途中で出会った集落のおじいやおばあに、集落のことや、季節の野菜やフルーツのことを聞いてみる。

日の傾きや、潮の満ち引きを感じて。

道端の花に気付いて、奄美にしかいない鳥の鳴き声にも耳をすませて。

そんな過ごし方ができるのは、伝泊ならではです。

 

15時や16時など早めの時間にチェックインして、翌日はチェックアウトギリギリまで、ゆったりのんびり満喫するのが本当におすすめです。

 

奄美大島で「伝泊」を利用するときの注意点

宿の近隣にはお店がありません!

お酒やおつまみ、翌日の朝食など、宿で食べたり飲んだりするものは事前に買っていきましょう。

ちなみに一番近いコンビニが「島人mart 笠利店」。

24時間営業ではなく7:00~0:00の営業時間なので、買い逃しには注意です!

島人martから水平線と朝陽の宿までは車で23分かかります。

 

チェックインの場所は宿とは別!

奄美大島の笠利地区の伝泊に宿泊する際は、チェックインを「伝泊ホテル・赤木名(あかきな)」で行います。

実際に宿泊する宿からは30分ほど離れています。

最初に「伝泊ホテル・赤木名」に行くことをお忘れなく!

伝泊ホテル・赤木名

 

奄美大島の「伝泊」にステイするなら夕食はここがおすすめ!

伝泊にチェックインをする場所赤木名ホテルの隣の、「ガジュマルの樹の下で」という居酒屋がおすすめ!

お店の前にはその名の通り、大きなガジュマルがどっしりと構えています。

地元の漁港から直接仕入れた新鮮な海鮮食材を使った、おいしい郷土料理を味わえます!

トビンニャや地魚のあら汁をはじめ、夜光貝のお刺身、アバス(ハリセンボン)のから揚げなど、奄美大島でも珍しい海産物を楽しめます。

鮮度が命の食材ほど、海に近いこの場所だからこそ食べられるんです!

営業時間は17:30~23:00です。

ガジュマルの樹の下で

 

奄美大島の「伝泊」の宿泊料金・予約方法

1棟貸しの伝泊「水平線と朝陽の宿」は2名から予約が可能で、素泊まり1人あたり12,100円~。

最安値で予約するには伝泊 奄美 公式サイトからどうぞ。

リクルートポイントを利用するならじゃらんがおすすめですよ!

下のバナーから予約可能で、クチコミも見れるので参考にしてみてくださいね。



 

島時間を楽しめる伝泊。

本当におすすめです!

特別な日を過ごす場所として、ぜひステイしてみてください。