2019年は5月14日に梅雨入りした奄美大島。

雨の日はさくっと観光や用事を済ませて、図書館でリラックスした時間を過ごすのも最高です。

私は旅行先の図書館へその土地ならではの本を見つけに行くのが好きなんですよね。

奄美大島には7つの公立図書館があり、奄美図書館の蔵書数は約22万8千冊と、結構楽しめる本が揃っています。

国内外様々な場所の図書館に行きましたが、奄美図書館はきれいでガラス張りの空間が開放的で、説明できないゆる~い空気感なのもおすすめです。

また、公民館図書館には新しい漫画の蔵書もそこそこ多く、しかもセンスのいい漫画が揃っています。

人によっては「そうそうこれ!読みたかったやつ~!」と夢中になるラインナップ。

ちょっと今日は漫画や本でも読んでみませんか?

蔵書数が多い奄美図書館では年間約7千冊ずつ増え、2018年12月15日時点で22万8千冊を抱える大きな図書館。

他に、それぞれ特徴ある公民館図書館が名瀬に3つ、住用に1つ、瀬戸内町に1つ、笠利に1つあります。

この記事では用途ごとにおすすめの図書館をご紹介します。

ただ、実用書やビジネス書を読むには~など説明するまでもないことは他のサイトにお任せして、ここでは他の用途でおすすめの利用方法をご紹介します。

マンガを読む

『Banana Fish』『風の谷のナウシカ』『SlamDunk』『この世界の片隅に』

漫画が多い図書館は、奄美市名瀬公民館 金久分館。

もちろん上に挙げた作品以外にもたくさん揃っています。

閲覧室の手前には皮張りの大きいソファがあるんですが、長く使われて柔らかくなったソファに包まれ、身を沈めて本にのめりこむのが最高に心地いいです。

あまり広い図書館ではないので昼寝をするには向きませんが、雨の日の読書に最高です。

うっかり机で昼寝をする

それなら奄美図書館がおすすめ。

4階建ての広い施設なのに利用者はあまり多くなく、2階は8人掛けの長机が10脚ほどあるので、突っ伏してお昼寝するにはもってこいです。

静寂の中で自習する

この場合も奄美図書館がおすすめ。

4階の自習室では、完全な静寂の中で勉強する中高校生や一般の方が。

短時間集中で勉強したい時にかなり集中できる環境です。

奄美の絵本や郷土本を読む

『くろうさぎはねた』『ケンムンとぼくの夏』『月の中の一本足の娘』など

どの図書館でも、奄美の昔話や伝承を絵本にしたものや、奄美ならではの題材を用いたオリジナルの絵本などをたくさん見つけることができます。

冊数が多いのはやはり蔵書数が多い奄美図書館。

その土地でどんな話が語られてきたのかを知るのも、旅行の密かな楽しみです。

きっと、今住んでいる場所の常識とは違う考え方や世界観を見つけることができます。

そしてその世界観を、観光する場所で感じることがあるはず。

そういう瞬間に、ガイドブックに載っている観光名所の単なる目視や確認ではなく、旅行の自分だけの楽しみ方ができるはずです。

暇をつぶしに、旅行の新しい楽しみを見つけに、図書館で一時リラックスできる時間を過ごしてみませんか。

公民館図書館は毎日22時まで、奄美図書館は火~土曜日は19時まで(日祝は17時まで)と夜も開いているので、利用しやすいですよ。