島から島へと移り、その島の海やアクティビティやグルメを楽しむアイランドホッピング。
船で回るボートトリップから、ジェット機を使い何日もかけて島々を巡る旅まで、様々なパターンがあります。
今回は、世界自然遺産兄弟(!?)の屋久島と奄美大島を船で巡りたい!ということで、行ってきました!
利用したのは2018年4月から就航している、奄美大島から屋久島への航路です。
世界遺産の屋久島と、これから登録される(であろう)奄美大島は、山も海の様子も文化もそれぞれまったく違う島。
・「唄う島」奄美大島の豊かな文化と、サンゴと魚が楽園にいざなってくれる美しい海。
・屋久島の、北海道から九州の自然が宝物のように詰め込まれた雄大すぎる山々。
どっちに行こう?なんてナンセンス!
アクセスのいいフェリーの船旅で、移動時間も効率的に使いながら気軽にアイランドホッピングを満喫してください!
アイランドホッピングとは?
アイランドホッピングとは、複数の島を船や飛行機で周遊する旅のスタイル!
海外だとフィリピンのセブ島でもアイランドホッピングができると人気です。
奄美群島では、JALのグループ会社であるJACが空路で「奄美大島-徳之島-沖永良部-沖縄本島」を結ぶ路線を2018年7月1日より提供。
海路では、マルエーフェリーがフェリー波之上で「奄美大島ー屋久島」を結ぶ航路を2018年4月1日より提供しています。
奄美群島アイランドホッピングルートなら飛行機!
https://www.jal.co.jp/dom/special/amami_island/index.html
東京(羽田)、大阪(伊丹)、福岡から奄美群島の様々な島を2泊3日のツアーで満喫できる「奄美群島アイランドホッピングルート」がJALから提供されています!
各都市から立ち寄れる島は、公式サイトをご覧くださいね。
奄美大島から屋久島はフェリーで!
奄美大島ー屋久島間は、空路がありません。
フェリーは奄美大島→屋久島の航路のみで、屋久島→奄美大島の便は出ていないので注意が必要です!
おすすめのアクセス方法は、関東・関西から直行の飛行機で奄美大島まで行き、奄美大島から屋久島まではフェリー。
屋久島からは、飛行機の直行便で大阪・福岡・鹿児島まで行けるので、そこから乗り継ぎで帰路に就くのがベストでしょう。
帰路の途中で種子島など別の島にさらに足を延ばすなら、フェリーでの船旅が利用できますよ。
行きに奄美大島まで飛行機でなくフェリーで行ったり、帰りも屋久島からフェリーで鹿児島まで帰ることもできますが、個人的にはおすすめできません。
どちらも夜行の便ではないので時間がかなりかかり、料金も安いわけではないため、飛行機を選ぶのがいいでしょう。
奄美大島から屋久島の航路
21:20に奄美大島の名瀬港を出発、翌日4:40に屋久島の宮之浦港に到着の夜便です。
寝ているうちに屋久島に到着できて、効率的に観光の時間を使えるのがいいですね。
一番安く利用できる2等船室のスペースはこんな感じ。
雑魚寝スタイルですが、空きベッドもたくさんあるので見た目よりも悠々と場所を使えました。
混雑の際は譲り合いを忘れずに。
さて、いよいよ屋久島に到着です!
早朝、まだ真っ暗な屋久島に着いた瞬間、まばゆいばかりの星空がお出迎え。
縄文杉までの登山には往復10時間ほど必要なので、朝4時のフェリー到着時間はまさにぴったりの時間!
登山途中で朝焼けを堪能して、荘厳な雰囲気の縄文杉に出会い、夜が来る前に山を降りてこれますよ。
到着する日は登山はせずにゆっくり観光をするなら、港から歩いて5分ほどのシーサイドホテル屋久島での朝食がおすすめです!
地元食材を使った贅沢な朝食バイキングが1,500円で堪能できます。
なんとそれだけでなく、ホテルのサービスで大浴場も使わせてもらえます!
フェリーでの疲れもすっきり取れて、いい1日をスタートできますよ。
大浴場は朝5:00から利用可能、朝食バイキングは7:00から9:30で食事ができます。
奄美大島から屋久島へのフェリー「波之上」は4日に1回の運行で、必ず事前予約が必要です。
運航日の4日前時点で個人・団体含め予約の合計が2名に満たない場合、屋久島寄港を行わず鹿児島へ直航する便となります。
情報は運航日の4日前の17:00に予約を締切った後、マルエーフェリー公式サイトのトップページにある屋久島寄港条件にアップされるのでチェックしてくださいね。
運賃は2等客室で8,470円。
宿泊費、交通費を含めての価格だと考えるとそんなに高くはないなと思いました。
海を満喫できるフェリーの旅。
旅の時間をめいっぱい使いたい!
充実した思い出の旅にしたい!そんな方におすすめです。
ぜひ利用してみてくださいね!