奄美大島の中でも美しい海が広がる南部エリア。
南部に行くならここに行ってほしい!おすすめビーチをご紹介します。
ヤドリ浜海岸:のんびりと楽しめる
リゾートビーチとしても有名なヤドリ浜海岸。
広いビーチなので、人を気にせずのんびりと海を楽しむことができます。
海岸沿いにはリゾートホテルの「ザ・シーン」もあり、訪れるだけで南国リゾート気分を味わえますよ。
ホノホシ海岸:丸石の海岸と波の音
ホノホシ海岸は、ビーチが砂ではなく丸い石が敷き詰められてできている、不思議な海岸です。
今回ホノホシ海岸の丸い石の写真は撮らなかったのですが、これにはちょっと怖い!?理由があります。
ホノホシ海岸の丸い石は、1つ1つが死者の魂なんだそう。
死者の魂が海から流れて、ホノホシ海岸に集まってくると昔から言われているんだそうです。
なので、石を持って帰るのはNG。
旅行者の方で写真を撮っている方が何人かいらっしゃいましたが、同行者から写真もあんまり撮らないほうがいいよと言われました。
ただ色々な方のブログを拝見していると、写真は撮ってもいいと書いている方もいらっしゃいますし、写真禁止というわけではありませんよ。
ホノホシ海岸のもう一つの見どころが、「波の音」。
丸い石の海岸なので、砂浜では聞けない、「コロコロコロ…」と波に揺られて石が転がる軽快な音が響きます。
美しい海岸に、美しい波音。
ゆっくり滞在してみてくださいね。
マネン崎展望所:嘉鉄の美ら海を一望!
嘉鉄(かてつ)地域の海は遠浅でサンゴや魚も多く、シュノーケルスポットとしても人気です!
美しい海を、湾ごと一望できるのがマネン崎展望所。
展望所自体が最近新しく工事されたばかりでとてもきれいな場所です。
嘉鉄の湾とは反対方向を眺めると、加計呂麻島がきれいに見えます。
海のあおのグラデーションにうっとりするほどきれいな海、ぜひ堪能してください。
ちなみにマネン崎展望所にはこんな看板があります。
瀬戸内町の清水と嘉鉄海域は、海底ミステリーサークルを作る「アマミホシゾラフグ」が発見された海なんです!
アマミホシゾラフグは、2014年に新種の生物として発表された魚で、成魚の体長は約12cm。
小さな体で、直径約2mと大きなミステリーサークルを作ります。
このサークル、地元の方は長年見かけてはいたのですが、ずっと何の模様かわからず不思議に思っていたんだそう。
発表されたサークルの正体は、アマミホシゾラフグの産卵場所だったんです。
オスが1週間ほどかけてサークルを作り、メスが中心円部分に産卵するんだそうですよ。
なんと奄美大島では、現在も数年に1つは新種の生物が発表されているんです!
最近はほぼ毎年のペースで発見されているんだそうです。
今もまだ解明されていない生物がいるなんて、なんだかもはや日本じゃないみたいですよね。
地球の奥地、って感じでわくわくします!
それほど多様な生物が豊かな自然の中で生活を続けてきた奄美大島は、「東洋のガラパゴス」なんて呼ばれたりもします。
次のお休みは奄美大島へ、ぜひ自然の神秘を感じに来てくださいね。