奄美大島は外周460kmほどの大きな島で、海沿いの道を一周することができます。
460kmは直線でいうと東京から京都周辺まで。こう比較するとかなり距離があると感じます。
関西の方にこれを言うと驚かれることが多いですが、淡路島より大きい島なんです!
道はアップダウンが激しく、初心者が自転車で回るのはかなりつらいですが、車でなら弾丸で1日、あちこち見て回るなら2~3日あれば大島一周ができますよ。
予想以上の絶景が広がる奄美大島。
行けるところまで島を一周するのも旅のいい思い出になります。
奄美大島は一周できる?外周はどれくらい?
奄美大島の外周は約460km。
1日であれこれ見るにはとても長い距離ですね。
観光スポットにあちこち寄って、おみやげも見ながら観光したいと思うなら、島を一周するのはおすすめしません。
行きたいスポットを狙ってドライブするのがおすすめですよ。
もしも一周したいなら、最低でも2~3日かけて一周するくらいが、それぞれの集落や自然の様子などをのんびりと楽しめておすすめです。
奄美大島一周の旅をするなら、美しく輝く海を見ながらのドライブ。
さとうきびの畑や、すれ違う人との気軽な会話を楽しみながら…
そんな気持ちのいい旅を楽しめますよ。
観光スポットは行き尽くした「奄美観光上級者向けコース」と言えるかもしれません。
奄美大島を一周したい!自転車やバイクでは巡れる?
サイクリストの方で、自転車で460キロを完走できる人にとって、コース自体は不可能ではない道だと思います。
ただ気を付けないといけないのが、ハブの存在です。
大きな道では問題ないですが、小さな道や使われていない旧国道では、すぐそこの茂みからハブがこちらを狙っている可能性があります。
ハブは猛毒を持つ蛇。
噛む力も強く、激しい痛みを伴うため、奄美の人は「ハブに噛まれた」ではなく「ハブに打たれた!」と言うほど。
腕や足をモロに打たれると、少し前までは打たれた部分から先を切断…なんてこともザラにあったそう。
スピードを出して走っている間は噛まれる心配はないですが、休憩に木陰で立ち止まった時や、水場が近くにある小路を通る時などは注意が必要。
茂みには近付かないのが1番のハブ対策です!
バイクでも注意すべきなのは同じですよ。
奄美大島一周。道は運転しやすい?
奄美大島の道は、とても運転しやすい環境だと言えます!
速度はどの車も50~40キロほどしかない上に、道幅は広く、歩行者もほとんどいません。
ただ、地区によっては、「おばあ飛び出し注意!」の看板もあり、歩行者との接触事故には要注意です。
しっかり気を付ければ、運転に少し自信がない方でも問題なく運転できるかと思います。
※追記:
よくいただくご質問に、「運転に自信がなくバス移動で観光しようかレンタカーにしようか迷っています」というものがありましたので、
バスにすべきかレンタカーにすべきかに対するわたしの回答と、運転時の注意点をこちらの記事にまとめました!
地元シマッチュの生活の道を借りての観光。
交通ルールを守って、節度のある運転で安全に、旅を100%楽しんでくださいね。